ヒプノセラピーでの様々なアプローチ

7ステップ自己実現法

7ステップ自己実現法を教えます。このセッションを受けることで、明確にイメージすることの重要性を知ることができ、本当になりたい自分に変われるよう、ステップを踏んで誘導していきます。自分がイメージできない自分にはなれませんが、具体的にイメージできることならば確実に達成できるよう誘導することができます。生きるうえで日々の自分に与えるイメージの大切さを理解できるようになり、ビジョンを持って本来のあるべき姿の自分を生きられるようになります。

年齢退行療法

年齢退行療法とは、ヒプノセラピーの中の、退行療法(リグレッション・セラピー)の手法の1つです。

セラピストの催眠誘導により、今の問題や悩みに最も大きな影響を与えている過去の重要な場面の記憶を、潜在意識の中から浮かび上がらせ、その場面を体感していきます。その時の感情・感覚を再体験することで、その時の状況を大人になった自分の視点で見直したり、本当はしたかったこと(未完の行為)を行ったりすることができるのです。

現在の大人の自分がその場面に入って行くことで、小さい時の自分を守ったり、励ましたりすることで、小さかった時の自分(インナーチャイルド)の傷を癒すこともできます。また、幼少期に取り込んでしまった不適切な思い込みから自分を解放し、抑圧してきた感情の放出(カタルシス)をすることにも役立ちます。通常はアクセスできない潜在意識の中にある膨大な過去の記憶の中から必要な記憶を取り上げて、現在の自分の問題解決や自己成長に繋げていくアプローチです。

問題のありかをたどって行った結果、生まれる前の胎児期に行き着く場合がまれに存在します。

前世療法

前世療法とは、ヒプノセラピーの中の、退行療法(リグレッション・セラピー)の手法の1つです。

米国の高名な精神科医であったブライアン・L・ワイス博士の著書『前世療法』原題:MANY LIVES, MANY MASTERS)が、1988年に刊行され、それを契機に世界的にその内容が知れ渡ることになりました。セラピストの催眠誘導により、今の人生に最も大きな影響を与えている前世(過去世)の記憶(イメージ)や心象風景を、潜在意識の中から浮かび上がらせ、現在の人生の意義への気づきを促し、現在の人生での不全感や問題(悩み)の解消を図り、深い癒しを得る心理療法です。

ヒプノセラピーにおける前世療法は、ただ前世がどういうものであったのかを知るのが目的ではなく、前世の記憶(イメージ)や心象風景から、今の自分に必要な気づきを得て生きることの意義を見出し、さらに今後の人生に活かしていくためのものです。

悲嘆療法

悲嘆療法とは、死別や離別などで物理的なコミュニケーションが取れななった存在と催眠下での意思疎通を可能にすることで、悲嘆者と悲嘆の対象となっている方との相互理解を図り、これまで果たせなかった「未完のコミュニケーション」を完結することで、心と身体に深い癒しを導く方法です。ヒプノセラピーでの悲嘆療法は、日本ホリスティックアカデミー(JHA) の村井啓一氏が開発しました。

悲嘆者であるクライエントの意識を心の内に向けさせ、その心の中に生きている(あるいは思い出というエネルギーとして存在する)悲嘆対象者との対話を行います。この対話も潜在意識の中の催眠下で行うことによって実現することができるのです。これまで果たせなかったコミュニケーションが完結することで、悲嘆対象者との愛の確認ができ、辛かった思いが驚くほどに浄化され、ネガティブな心のエネルギーがポジティブなものに変換されていきます。悲嘆の対象は故人だけでなく、会話ができない植物状態の方や、可愛がっていたペットなどでも可能です。

関連記事一覧